BTOパソコンのCPUを徹底比較!

Intel CPU

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パソコン用のCPUは2015年現在、ほぼIntelの一択となっています。AMDもCPUを作ってはいるのですが、ゲーム機などで使われているグラフィックスを内包したAPUに力を入れていて単純なCPUの性能ではIntelに大きく後れを取っています。

とりあえず基本的なスペックを簡単に比較していきましょう。比較するCPUはノートパソコンからCore i3 5005U/i5 5200U/i7 5500U/4720HQ、デスクトップパソコンからCore i3 4160/i5 4690/i7 4790とAMDのAPUからA8-7650Kです。CPUは動作クロックによって細かくモデル分けされているのですが、クロックがちょっと変わったぐらいでは体感できるほど差はないので代表的なCPUだけで十分と思います。

新旧CPUの性能比較はこちら 新旧CPUの性能を徹底比較!

CPUスペック比較表

種類 ノートパソコン デスクトップパソコン
項目 i3 5005U i5 5200U i7 5500U i7 4720HQ i3 4160 i5 4690 i7 4790 A10-7850K
コア/スレッド2/42/42/44/82/444/84
クロック2GHz2.2Ghz2.4GHz2.6GHz3.6GHz3.5GHz3.6GHz3.7GHz
TB/TC×2.7GHz3GHz3.6GHz×3.9GHz4GHz4GHz
キャッシュ3MB3MB4MB6MB3MB6MB8MB4MB
TDP15W15W15w47W54W84W84W95W

まずはノートパソコンから見ていきます。ノートパソコンのCore i3はTB(ターボブースト)機能が付いていないです。TBは負荷の高いコアのクロックをTDP(熱設計電力)の範囲内で引き上げる機能で、最大動作クロックが定格とは別に設定されています。マルチコア(スレッド)に最適化されたプログラムでは恩恵が少ないのですが、特定コアのみを使用するといった古いプログラムでは単体のコアクロックの上限が上がるのでその分性能が上がります。

同じようにグラフィックスに関してもCore i3はベースクロックのみで最大動作周波数は設定されていません。Core i3は機能を制限することで他モデルとの差別化がされています。

Core i5とi7は末番にUが付くモデルはクロックの差ぐらいと思って良いです。正確にはキャッシュがCore i5では3MB、Core i7では4MBと異なりますが、それほどの影響はないと思います。Uモデルであればi7にこだわる必要はないですね。クロック差ぐらいであれば性能に大差ないのでCore i5で十分です。

末番がHQのCore i7はコア数が増え、それによってスレッド数も増えています。ノートパソコンでは最高峰の性能ですが、TDPも跳ね上がります。TDPが高いと消費電力も発熱も高くなるので、注意が必要です。

デスクトップパソコン用のCore i3もTB機能は付いていませんが、グラフィックスは他モデルと同じく最大動作周波数が別途設定されています。Core i5は4コアとなりますが、スレッドは4のままで増えません。Core i7になるとスレッドも増えて8になります。デスクトップ用のCore i5とCore i7の差はスレッドが増えるかどうかぐらいですね。キャッシュ差もありますがCore i5とi7では大した影響はないと思います。

AMDのAPUは4コアではあるものの、Intelとは作りが異なるのでそのまま比較することはできません。ザックリとIntelのCPUやNVIDIAのグラボに変換すると、CPUの性能はCore i3程度、グラフィックスの性能はGTX740程度となります。CPUとグラフィックス機能を統合したAPUとしては良い物とは思うのですが、TDPが95Wと高いので消費電力や発熱も考えると微妙ですね。

わかりやすいように性能をグラフにしてみました。デスクトップ用CPUのCore i3 4160を1とした場合の性能比です。データはベンチマークソフトのPassmarkの数字を使用しています。

CPU性能比較表

種類 ノートパソコン デスクトップパソコン
項目 i3 5005U i5 5200U i7 5500U i7 4720HQ i3 4160 i5 4690 i7 4790 A10-7850K
Passmark299235513992833942817779112465611

CPUベンチマーク

大体スペック通りな感じですかね。ノート用CPUのUモデルはデスクトップ用Core i3のクロック差ぐらいの性能。HQモデルは4コア/8スレッドなもののクロックが低いのでデスクトップのCore i5相当。AMDのAPUはCPU単体の性能はデスクトップ用Core i3相当ぐらいです。

デスクトップ用Core i5とi7の差はベンチマークのPassmarkがマルチスレッドに最適化されているので結構差が付いていますが、マルチスレッドに最適化されていないプログラムであればここから-0.2~-0.3ぐらいな感じです。プログラムがマルチスレッドに最適化されてなければデスクトップ用Core i5とAMD APU以外は全部-0.2~0.3ぐらいですね。

実際のコア数が増えるとの、処理スレッドが増えるのとでは性能の伸びが異なります。価格差を考えると一番お得なCPUはデスクトップ用のCore i5ですね。AMD APUも悪くはないのですがTDPがねー。やっぱりここがちょっとネックです。ウリのグラフィックス性能もGTX740ぐらいだと3Dゲームが快適にできるかというとそうでもないので、微妙です。

BTOパソコンにオススメのCPUはこれだ!

おすすめランキング NO.1 デスクトップ用Core i5

性能と価格のバランスに優れ、今一番コストパフォーマンスの高いCPUと思います。デスクトップ用のCore i5ならどれでもかまわないので、極力安くならCore i5 4460がオススメです。

おすすめランキング NO.2 ノートパソコン用Core i5/i7 Uモデル

ノート用CPUのHQモデルは発熱が高くなるので放熱性能の低いノートパソコンには不向きです。ノートPCならUシリーズの方が良いですね。性能ではデスクトップ用Core i3の方が上なんですが、デスクトップ用なら無理してでもCore i5にするべきなので2位はノートパソコン用Uモデルとしました。Core i3 Uモデルはさすがにスペックが低いのでCore i5以上がオススメです。

おすすめランキング NO.3 該当なし

デスクトップ用Core i7はコストパフォーマンスがイマイチで、AMD APUもTDPが高すぎる。デスクトップ用Core i3なら無理してでもデスクトップ用Core i5。うーん、やっぱ他におすすめは無いですね。デスクトップのBTOパソコンを買うならCPUはCore i5がオススメです。Core i3で問題無いぐらいの用途ならノートパソコンも検討した方が良いと思います。

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